文化建築物 能代市

多宝院

多宝院

                た ほ う い ん
秋田県指定有形文化財 多 宝 院
(平成2年3月20日指定)

多宝院は桧山城代多賀谷氏の菩提寺である。
多賀谷氏が常陸の豪族として勢威を振るっていた頃、延徳元年(1489年)に笑傳宗誾を開山として、下妻(現茨城県)に創建された。慶長7年(1602年)、多賀谷宣家が佐竹氏に従って秋田領に入り、一時仙北郡白岩に落ちついたが、慶長15年(1610年)に小場義成に代わって桧山城代につくと、当寺もこの地に移った。
この寺院は庫裏、回廊、弾堂が失われているが、本堂鐘楼、山門が現存して曹洞宗寺院としての伽藍がよく残っている。
現在の本堂は明和8年(1771年)に上棟し、翌年竣工したものである。屋根は現在鉄板葺きとなっているが、再建当時は茅葺きであった。内部は全面に土縁をとり、その奥に前列4室、後列4室の計8室で構成され、南・北・西端に一間半の入側板縁をとっている。内陣の組物や天井の構成、壁面や欄間の取り方などに見るべきものがあり規模の大きさや全体の構成は、年代のはっきりした江戸後期の曹洞宗寺院の特色を残していて貴重である。
鐘楼は上部・下部の境に変形した擬宝珠高欄をつけた縁が廻り、下部には袴腰をつけている。上部がやや縦長の地方色に富む建物となっている。建立年代は組物の様式から18世紀後半のものと思われる。
山門は文化15年(1818年)建造で、2階は禅宗様高欄に花頭窓がつき、1階の四隅に獅子の木鼻をつけている。(能代市教育委員会 抜粋)

【スナップ写真】

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Information

所在地
能代市檜山字小間木52
交通
JR東能代駅より車で約10分
お問い合わせ
0185-58-5027(多宝院)

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