祭り 能代市

能代ねぶながし(能代役七夕)

能代ねぶながし

千年以上の歴史を持つ祭り。
灯籠が市内を勇壮に練り歩き、最後にはシャチに火を放って焼き流します。

開催日:8月6日(市内運行)、8月7日(シャチ流し)
場 所:市内運行は市内各所、シャチ流しはのしろ大橋付近

城郭型灯龍が能代市内を練り歩きます。翌日は灯籠の上部の鯱(しゃち)をいかだにのせ、火を放ち米代川に焼き流します。見ごたえのある光景です。

【能代ねぶながしの由来】

能代ねぶながしは、千年以上も昔、阿部比羅夫や坂上田村麻呂が蝦夷との戦いの際、多数の灯籠を用いて蝦夷を威嚇したことがはじまりという説や、秋の豊作を祈願するため、炎夏の眠気を覚まし、疫病払いとして米代川に灯籠を焼き流したという説など、様々な起源説があります。元禄時代(1690年頃)、子どもたちが旧暦7月6日の晩に「ねふねふ流れ、豆の葉にとまれ」と囃して歩き、眠気を覚ましたこと「眠り流し」が「ねぶながし」の語源と言われています。
今日では「役七夕(やくたなばた)」とも言われています。いつから「役七夕」と言われるようになったかは定かではありませんが、この行事の当事者すべてがそれぞれ役付きとなり、上下関係がとりわけ厳格に守られているからと言われています。
「役七夕」は8月6日、7日(平成26年は8月5日、6日)に、五町組によって行われてきた能代の伝統的な夏の行事です。もともと7月6日、7日に行われていましたが、盆が月遅れに移行したのに合わせて変更されました。
「五町組」は、近世から伝わっている町組で、今で言う町内がいくつかまとまって組を作ったものです。5年ごとに当番町(組)となり、それぞれに定められた作法で1日目に灯籠の山車を引き回し、2日目の晩に灯籠のシャチを川に焼き流します。当番町(組)になると、それぞれの組の中で「当番親」となる「大丁」を決めて、他の所属する町は「加勢丁」となります。「大丁」になる順番もそれぞれの町組でほぼ決まっています。その年によって出る基数も違い、話し合いで決まります。(日程や運行経路などについては、毎年、お問い合わせください。)
灯籠の形は、文化・文政時代は担ぎ灯籠から屋台灯籠と様々でしたが、天保時代(1830年頃)に清助町出身の大工、宮腰屋嘉六によって名古屋城を模した城郭型灯籠が作られ、これが好評で、高さ3丈(9m)から5丈(16m)、幅が3間4方(5.4m)もある灯籠を夜明けまで引き廻したとあります。現在は城郭をかたどっていて、その頭頂にシャチ飾りがありますが、城郭には不釣り合いなほど巨大化したシャチが乗っています。かつては道路に電線がなかったため、灯籠全体も大きかったのですが、電線等の設置によって灯籠の高さが制限され、シャチを大きくして迫力を出しています。また、電話線の低下によって、シャチの部分が折り畳み式になっています。シャチ飾りは「大丁」と「加勢丁」では違っていて、「大丁」のシャチはひれが張っていて(ギザギザ)、「加勢丁」は雲のような丸みを帯びています。「加勢丁」ごとにも工夫ががなされ、異なっています。~能代市観光振興課「眠流し行事 能代役七夕より抜粋」~

【能代役七夕・全廻丁(8月6日)】

役七夕①
役七夕②
役七夕③

【能代役七夕・鯱流し(8月7日)】

役七夕④

Information

所在地
能代市内各所(役七夕廻丁)
交通
JR五能線「能代駅」より徒歩約3分、または秋田自動車道「能代南IC」より車で約10分
開館時間・開催時期
8月上旬/初日役七夕廻丁16:00頃~、2日目シャチ流し20:00~
お問い合わせ
0185-88-8802 (能代市観光協会)

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