普通は軟骨と言えば思い出すのが鳥の軟骨でありますが、能代では軟骨と言えば豚の軟骨です。
豚の軟骨を切れないように細かく叩き切りし、塩・こしょうをふり焼いたもので、昭和40年代に、あるお店で通常捨てられていた豚の軟骨を料理して提供したところ、常連客に評判となって広く知れ渡り、日常的に食べられるようになったと言われています。
コリコリとした食感と肉の味わいがマッチした一品です。
他の地方では、圧力鍋で豚ばらなんこつを柔らかく煮て食べるのが主流ですが、能代では豚ばらなんこつの赤身部分となんこつ部分を包丁で切れないように細かく叩き切りして焼いて食べます。叩き切りしている為、なんこつ部分はコリコリした食感が楽しめるほか、赤身肉の部分の柔らかさとジューシーさの両方が味わえます。食べ方は、適当な大きさに切り、そのまま塩・こしょうして焼くか、焼いてタレにつけていただきます。焼肉のように鉄板で焼いても良し、フライパンで焼いても良し、焼き鳥のように串に刺しても楽しめる一品となっています。
---のしろ名物 のしろ豚なんこつマップより抜粋---
※マップに掲載されている情報は平成24年3月時点のものです。営業時間、定休日等は変更となっている場合がありますので、詳細につきましてはお店に直接お問い合わせください。